2013年12月25日

日本ツアーにマッチプレーがないのはナゼ?

今年で7回目を迎えた「ザ・ロイヤルトロフィ」は、第1回の06年から11年まではタイがその舞台だった。12年はブルネイ、13年は中国で行われ、来年も同じく中国で行われることが決まっている。来年新たに創設される「ユーラシアカップ」は欧州ツアーとアジアンツアーが公認している一方で、「ザ・ロイヤルトロフィ」はJGTOとワンアジアがタッグを組んでいる。この大会を日本で開催して成功に導くことは、日本が担うべき大きな役割といっても良いのではないだろうか。

その実現に向けては、日本のファンやスポンサーにマッチプレーの魅力を伝える努力も今以上に必要だろう。国内3ツアーの代表選手が競い合う「日立3ツアーズ選手権」はストローク形式だが、“マッチプレー”を押し出しても面白いだろうし、男子メジャー「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の一部にマッチプレーを導入するという手も考えられる。マッチプレーには、ゴルフの原点に由来する奥深さがあるのは確かなのだから。

ゴルフ発祥の頃は、マッチプレーが主流だった。今でも、「ライダーカップ」や「プレジデンツカップ」はマッチプレーで争われ、米国PGAツアーには「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」、欧州ツアーには「ボルボワールドマッチプレー選手権」といった大会が存在する。だが、日本ツアーでは1975年から2003年まで「日本プロゴルフマッチプレー選手権」というメジャー大会が行われていたものの、今では存在しない。





Posted by mysterious123 at 17:48│Comments(0)
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